活動計画




14年度インターネット倫理機構活動計画案

当機構は、規約に定める活動を具体的に進めるため、14年度の活動は以下とする。

・ 活動の段階
当機構の活動は二段階を想定する。
第一段階は、調査・検討・各種ガイドライン策定期間。
第二段階は、第一段階の成果の運用期間となる。
第一段階の活動は、一定期間で終了せず、第二段階に進んだ以後も必要に応じて行われる性格を持つ。14年度当初は第一段階から開始し、成果が確認されたものから、順次第二段階に進むこととする。

1.
インターネット上における、文章・画像・映像(以下コンテンツとする)による
表現問題の整理検討。

インターネットにおいて発生している問題の被害者ついては、
 (a)特定の被害者を生む表現問題
 (b)非特定の被害者を生む表現問題(社会全体が被害者と考えられる問題)
に大別される。
また、問題発生のコンテンツ提供者については、
 (a)法人・企業・団体の提供によるもの
 (b)特定個人の提供によるもの
 (c)匿名者の提供によるもの
などの分類がなされている。このそれぞれの問題のありかたを、人権と表現の問題を含め、
整理検討し重点要素の抽出を行う。

コンテンツの表現に関するガイドライン策定
インターネットに関連する各分野の、表現に対するガイドラインについて調査、資料収集を
行い、業界間での情報交換によって、業界間で矛盾が起きないガイドラインの検討策定を行う。

利用者の認定・認証に関するガイドライン策定
情報の棲み分けにおいて、各情報の利用者についての認定の方法、認証の方法について
調査、資料収集、検討を行い、ガイドラインの策定を行う。

各方面との調整・情報交換・情報開示
インターネット上の倫理に関する各種団体、官公庁、有識者との情報交換をおこない、
最新の有効情報を会員に伝達提供するとともに、活動成果を各会員内において
有効活用が図れるよう、勉強会等を開催する。

広報活動
当機構の活動について、一般の理解を得るため、インターネットホームページや、
印刷物頒布などによる広報活動を行う。

以上を行うため、会員により複数の部会を形成し各部会単位で活動を行う。

以上